2012/11/25

坂田和實の40年

この写真のモノ、
ずっと海のホ乳類かと思っていたが、
こま犬だった

『古道具のその行き先-坂田和實の40年』をみてくる

会場に、業界人ぽい、シャレオツなおじさんがいると思ったら、ご本人だった

坂田さん、大学の時に一度特別講義に来られた
その時は、スライドで、彼のコレクションを見たのだが

なんか、わかるんだけど
でも、わからないな…と、思った

それさ、置く場所とライティングと、それを語ってるのが坂田さんだからって話じゃなくて? と…


でも、確かに、この人、センスやカリスマ性みたいなのはあるのが、その時も、すごい伝わってきた

やっぱ、難しいな、古道具の世界

図録が、ホンマタカシ撮影
たぶんこのフライヤーもそうかな
もちろん、会場内の坂田さんの写真もホンマさん撮影
 

で、今回、実際モノを見てみた

あぁ、確かに、これは、面白いなぁと思うのと、やっぱりわからない…と思うのもあった…

だって、焦げ付いた魚焼く網とか、使用済みのコーヒー布フィルターとか、ダンボール製の梱包材とか、雑巾とか…

そりゃ、美術館に飾れば、モノを知らない人が、わからないのに知った風に、
いいねぇ…なんて、顎に手を当てて、ため息つきながら言いそうな雰囲気になる

だって、オシャレに見えちゃうんだもん・・・

壁に貼ってある(失礼…展示してある)干からびた雑巾とかでもね



でも、民族古布や野良着、アフリカの木戸や通貨、宗教像とかの、
それ自体が力のあるモノの美しさは、素直にわかる

あと、気にいったのが
使い古され、ツギをたくさんしている白い砂糖の絞り布を板張りして、
絵みたいに何枚もかけてるのは、いいなって思った

モノの存在感も意図しないで凝縮された美しさも、そこらの作家は勝てないんだろうなと思う


しかし、わからないなりに、謎とくと、モノの色気なのかなと思った

モノに人が関わり、歳月や使い込むことで、手垢がつき、背景や深みがでる、それが色気になるのかなって

人間と一緒なのかな

とすると、古道具の目利きは、人間の見る目もあるのかな

しかし、すごく面白い展示だった

綺麗な建物


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