2016/03/30

恥ずかしながら、流行にのっちゃいました…(March.20th, in uyuni)

この旅初めての高山病は、
日の出と共に、(私の場合、薬のおかげが多いにあるが)薄らいでいき

今日1日ダウンしていると思った友人も、復活の兆しと共に、現地ツアーに参加できるとのこと
というか、友人のあのドン底(!?)からの復活がすごすぎる…さすがです

ウユニはとても小さな街だが、日本人の塩湖人気で、塩湖ツアー前など日本人街の様

(朝のツアー待ち、日本人ばかり‼︎しかも、旅とは思えない格好の女の子とか結構いて驚く…旅慣れてるのか、慣れてないのかよくわからない…)

私たちは、ペルー行くならついでに寄ってみるかという軽い感じだったけど、あまりの大人気ぶりに驚く
なのでウユニは空港も街も現地ツアーも日本人慣れしていて、日本語の認知度がかなり高い。

ちなみに、ツアーは7人一組でジープに乗る感じで日に何台もでるのだが、私たちの車は全員日本人の女の子でした!
ガイド兼運転手のドナルドも、日本人慣れしていて、ちょいちょい日本語の単語を出す

ちなみに、ドナルドは、
ガイドする時に、常に言葉の頭か尻に、"my friend!"と呼びかけるのだが、

同行した友人(カナダ在住で英語に不自由ない)が、

…ねー、あやちゃん、
よくわからなかったんだけど、フレンドってどういう意味?

と、聞いてきた…

…え???
普通に、フレンドリーに呼びかけてるんでしょ、
やぁ、君たち、みたいな感じでさ…

そこを疑問に感じるなんて
…さすがです。。。
まー、我々、人見知り激しいから、初対面から友達づらされて、面食らったんだよね…
と、いうことにしておいた…

さて、塩湖写真もみなさん見飽きてるだろうから、いちよ、数枚載せておきます
天邪鬼なので、流行りに乗ったみたいで気恥ずかしさはありますが…笑

塩湖もとても綺麗だったが、
やはり、赤土の延々に広がる砂地の方が私を高揚させるみたいでした

行ける人は実際に見に行ってくださいね~


↓列車の墓場と言われるスポット



この地域は、塩害が本当に大変だろうな…
線路は今も使われています

こちらの建築資材で、よく使われている煉瓦
一見モロそうだが、断熱効果とかがあるのかな…?


こちらは、塩で出来た煉瓦(この地域特有だと思う)
当たり前だが、舐めるとしょっぱい
塩だけで出来たホテルなど人気です

ランチで立ち寄った建物も、塩で柱や壁ができている

巨大な塩湖の真ん中あたりにある、サボテンのアイランド(ケチュア語で、inca wasi=インカの家。別名が島の形からfish islandとも言われてる)
この辺りは、乾季に入ったので今は水がなく、塩の大地

どこまでも続く塩湖(乾季バージョン)
一見、雪に見える
車が走っているのが見えますか?
こんな感じで巨大な塩湖(面積約10.582㎢。秋田県と同じくらいらしい)に道はないので、縦横無尽にはしってます。
どこまでも続く何もない塩の大地に方向感覚狂いそうだけど…

今年のダカールラリーは、ボリビア。塩湖も走るみたいです


ちょっとまだ、ウェットな塩湖
水溜りも結晶化してる


サボテンアイランド付近は、上の水溜りの写真よりも少し乾燥してるかな

ここらへんは、かなり乾燥してきて、結晶化した真っ白い塩の大地が亀裂のような形を作っている

照り返し半端ない…

こうゆう大地だと、周りに距離を測れるものがないので、遠近感がつかみずらくなるから
(流行り?の)トリックアート写真が撮れるのです
ちなみにカメラはiPhoneがベストらしい(iPhoneはあまり遠近感が出ないから)

これくらいの距離感で、巨人と小人が写せる。ちなみにうつ伏せがドナルドでカメラマンをしている

あれくらいの距離で
高さ15cmくらいのオモチャ恐竜と人間のトリックアートの出来上がり

はじめは全くもってトリックアートに興味なかったが、撮影してくれるガイドのドナルドがあまりに面白かったので、最後かなり楽しませてもらった

さて、水張り部分の塩湖
鏡張り

透明度のかなり高い浅い塩水を透かして見る、地表の塩の結晶
小さな霜柱みたい


夕日



人が写り込んだ方が面白いかも



友人が撮影、私に後光




















余談ですが、高山病について

人生のうちで標高の高さをあまり感じたことがなかったが、
この息苦しさは、喘息の発作になる前の息苦しさにすごく似ていた
息が吸いにくくて浅くなる感じ
だから、普通にしていても息が切れる

あと、私の場合だけ、なぜかマチュピチュから、アレルギー性の鼻炎が…
なに?なにか高山植物の花粉症になったのか…?
これも高山病の一種なのかしら…

あと、お腹にガスがたまりやすくなり、オナラがたくさんでます。笑
いや、笑い事じゃないですが…

あとで調べたら、お腹の消化機能が落ちるためにそうなるらしいです
たしかに、お腹は常に鈍く痛く、膨満感があり、お腹もゆるめ

高山病で命を奪われることもあるので、
たかが、高山病と舐めてはいけません

予防対策として、
①十分な睡眠をとる
②常にゆっくりと行動し、運動を避ける
③騒がず、興奮せず
④食べ過ぎずに腹八分にする
※脂肪分は控えめに、炭水化物を多めにとるとよい
⑤アルコールの摂取を控える
⑥十分な水分補給

ちなみに、2日目のクスコで高山病にならなかった我々(私と友人)は調子に乗り

睡眠不足、走る、騒ぐ、興奮する、腹12分食べる…という、愚行に走りましたが…

標高が高いと、とにかく日差しが強いので日焼け止めとサングラスは必須です

その上、このあと行くウユニ塩湖は、下が真っ白なので雪焼け以上の照り返しで、裸眼だとチカチカするほど

SPF50+の日焼け止め塗っていたのに、
私の場合は、アレルギー性鼻炎で鼻をかんでいたせいで、鼻の日焼け止めがとれ、そこだけ異常に焼けてました

そもそも、日焼け止め塗っていてもこれほど焼けたことないくらい日焼けした気がする
まー旅に行く前が引きこもりすぎて、内腿と、顔や手が同じくらいの白さのもやしっ子だっただけに…なおさらですが
(現地で買える高山病薬。色々種類はあるらしいが、一番効くという話です。日本人だと朝晩2回の1回半錠で大丈夫)

(再度、高山病ポスター)

↓露店のおばちゃん写真コレクション
タバコや、チョコなどのスナック菓子を売っている
日本のキヨスクみたいなかんじ
(ウユニ)

(クスコ)

(ギッシリ詰めすぎ!!!!笑)




2016/03/28

とうとう…(March.19th, from cusco to uyuni) vol.2

さて、ウユニ空港からタクシーで街へ

基本、南米のタクシードライバーは、話好きで陽気です。よく鼻唄を歌っている

私は、ひたすら景色に大興奮
スゴイなースゴイなーをただ連呼していた
どこまでも広がる何にもない乾燥した赤土の砂の大地に、なぜこんなに興奮してるのかよくわからないけど
どこの観光地よりも、リマのサンクリストバルの丘の時と同じくらい興奮していた

街の中も
標高のせいか、陽射しが強い分、コントラストが強くて、景色がすごいクリアに見える







空が本当に綺麗


(市場の外)


(中の様子)

(夕飯に、おばちゃんの屋台のもつ煮込み丼みたいなのを食べる)

明日の塩湖へのツアーも申し込み
街をブラブラした後に、夜にホテルに帰る

と、ここにきて
とうとう高山病を発症します

まずは、友人が急激に体調が悪くなり、悪寒と吐き気と腹痛で顔色真っ青

私は、軽い頭痛から始まり、夜中にかけて発熱と激しい頭痛(小さい頃にやった高山病と全く同じ症状)

友人のお母さんも、激しい頭痛

高山病は、夜に特に出やすいそう

夜中に何度か頭痛薬を服用するも全く効かず

朝方に、昼間に高山病薬を分けてもらったことを思い出し、それを服用

すると、嘘みたいに症状がひいた

私以外は、症状がひどかったために、私ほどの回復はみせなかったが、
友人にいたっては、体の中のものを全部出したらしく、そこから回復していった

(空港や街に貼ってあるポスター。まさに…)

日中に高山病にビクつく私に、

クスコから250m高いだけだよ、250mって東京タワー登ったくらいだから、大丈夫だよ。と、

確かにクスコで東京タワー登る感覚なら、平気かもね。

…なんて、話していたが…

港区で東京タワーに登るのと、クスコで東京タワーに登るのとはだいぶ違いました……


夜中に発熱と頭痛で苦しんでいる時、実は、初日のリマで蚊に刺されていたので(!!)、
もしや、zikaが発病したのかも…とも思っていましたが…違ったみたいです


余談ですが、ちょっとシモの話
ペルーやボリビアでは、トイレットペーパーの紙質の悪さと水洗のつまりやすさから、トイレットペーパーは、流さずに、隣のゴミ箱に捨てます。
…なので、まー高山病になると…辛いですね 苦笑



Ciao! Mauro!!!<バイバイ!マウロ!!!>(March.19th, from cusco to uyuni)vol.1

マウロの迎えとともに空港へ
今日は隣国ボリビアに飛びます
(ホテルからクスコの町並み)

今日こそは飛行機のトラブルがないことを友人にバレぬように密かに祈りつつ…
(空港にある祭壇。もうこれ以上のトラブルがありませんように…)


午前便のクスコからボリビアのラパス経由で、昼過ぎにウユニ着予定

マウロは、日本語の単語を覚えたがるので、いままでの道中に教えていた
なので、もし、クスコで怪しい日本語を話すタクシードライバーに会ったら、それはマウロです、きっと

タクシーイカガデスカー
とか
ミギニマガルー
ヒダリニマガルー
とか、ちょいちょい挟んでくると思います

(でも、実のところペルーは日本人観光客が多いので、観光地での日本語の浸透率はかなり高いです。挨拶やちょっとした単語を混ぜてくることが多々あります。それが結構面白い。)

マウロは、私たちがボリビアから帰る日にまたクスコの空港に迎えに来ると打診してきたが、もう、さすがにマウロ離れしたくて断わった

マウロに、冗談(?)で、
日本語レッスンの授業料払わないとだよ、っと言うと、苦笑い
面倒な日本人でごめんよ
(マウロと記念写真 笑 )

さて、空港につくと、日本人の団体ツアーに遭遇
ラパスでの国内線乗り換えに少し不安を感じていたので、ツアーの人に聞くと全部同じフライト
これでひと安心
ツアーと一緒だけあり、はじめてトラブルなくスムーズなフライトでした 笑

クスコの搭乗前にツアー客に紛れて、1人の日本人女性に会う、彼女は個人旅行でラパスからバスでウユニ入りするそう。(意外とこの経路が多い。安いので)

クスコで高山病にならなかったので、調子に乗って、初日以外薬を飲んでいなかった私たちだが(買っていなく持ち合わせがなかった)、
ウユニはさらに250mくらい高くなるので、私はビビリなために、さすがに薬が欲しかった。
その話をすると、彼女が1.5錠(3人だと半日分)分けてくれた。ありがたい。
名前も聞かなかったけど、ありがとうございます!

(クスコで小型機に乗り込みます)

(クスコの航空写真)

(隣国のラパス到着。ラパスは、山がなく平坦な感じ。標高はクスコより200mくらい高いです)
(ボリビアの首都ではないが、首都機能を持つラパス。なので、空港も大きく綺麗)

(ラパスの航空写真。空港周辺はクスコに比べると、少し貧しいイメージ。煉瓦と銀のトタン屋根の質素な家が立ち並ぶ)

(ラパスからウユニへ。緑がどんどんなくなっていきます)

(たぶん、ウユニ塩湖上空)



(そして、ウユニの航空写真。完全に砂地、砂漠です。はじめての砂地地帯の風景に興奮してくる)

(ウユニ到着。ラパス以上に何もない。いや、むしろ砂漠の中の空港です)

(本当に小さな地方空港)

(空港外観。あまりの小ささにガソリンスタンドに見える…)

(空港から見た景色。何もない砂地。標高は3660m。富士山と同じ標高です)

さて、空港で、

ホテルまで徒歩15分くらいなんだよ

なんて話していたのだけど、
空港から出た時の何もない砂漠地帯に…

ねー、15分先に建物が見えるとは思えないんだけど…

という訳で、タクシーに乗りました

結果、乗って正解でした 笑

映画のバグダッドカフェみたいになるところだった…笑

よかった。